2017年7月20日木曜日

薬剤誘発性頭痛

薬剤誘発性頭痛

頭痛薬を月に10日以上飲んでいる場合には「薬剤誘発性頭痛(薬物乱用頭痛)」に陥っている可能性があります。

【症状】
・月に15日以上頭痛があります。
・朝起きたときから頭痛がします。
・以前はよく効いていた頭痛薬が効かなくなってきました。
・頭痛の程度、痛みの性質、痛む場所が変化することがあります。
・以前は月に数回、片頭痛が起こっていました。

【原因】
・頭痛の不安から鎮痛薬を頻繁に飲み、脳が痛みに敏感になり、頭痛の回数が増え、かつ薬も効きにくくなるという悪循環に陥ってしまうのが原因です。

【治療法】
・苦しくても断薬しか治療法がありません。

【予防法】
・頭痛薬の使用は月に10日以内にしましょう。
・鎮痛薬を予防的に飲むのはできるだけ避けましょう。
・主成分が単一の鎮痛薬を選びましょう。市販薬は多くの成分を含んでいるのが多いです。
・カフェインが含まれているものには注意しましょう。
・他の薬を飲んでいる場合は医師に伝えましょう。


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